2018年3月26日月曜日

鶴峠行って2200upしてきたよ

ブルベ以降、週末はヒルクラが3週続いています。
というのも、5月に開催されるグランフォンド軽井沢(ただし2000)にエントリーしてしまったので登坂能力を鍛える必要が発生したためです。

前二週は連チャンで飯能へ行き100km/1000mUPをこなしてきたのですが、ぼちぼち本番と同等スペック行ってみるかということで選ばれたのが例によってへるはんさんの軌跡よりこちらのルート
武蔵五日市駅から甲武峠、鶴峠を抜けて小菅村へ入り、奥多摩湖側から風張峠を登って武蔵五日市駅へ帰ってくる事で96km/2000mUPという本番とほぼ同スペックを達成する道程です。




まずはStravaをぺたり。



スタート地点が奥多摩なのは前日に氷川キャンプ場でソロキャンしてたためです。
そのため武蔵五日市駅へ行くために二ツ塚峠を越える事となり武蔵五日市駅到着時には既に獲得標高が300mで若干どころか普通になんだか疲れが見え隠れ...


例によって例のごとくにぼしさんとのライドなのでキャンプ道具をコインロッカーに叩き込んだ後、時間つぶしがてら駅向かいのコンビニで朝飯を購入。
...店から出てきたらなんだか見覚えのあるろんぐら仕様のマキノカーボン&ミニベロが...あれ...?

...やっぱりー!

という事がありつつ、にぼしさんと合流し、まずは甲武峠へとむかいます。

この日は快晴。
暑くなりそうですが峠は標高高いし木々で日差しも遮られるかな・・?と思いつつ進みます。

疲労感に不安を覚えながら役場前を左折、上川乗を更に左折して甲武峠に入ります。
一昨日に降った雪もまだ路肩に若干残る中、ウェルカム10%をノロノロと登っていきます。

トンネルを2つ抜けると山梨県に入りダウンヒルも開始。ただ、路面が荒れていて穴が空いているような所があるのに加えてハンプ(波状路面)が追加されていて極悪。
ブレーキング安定しないしフレームへの負荷が高いからヤなんだよなぁ...腰を浮かせたまま肘と膝で衝撃を抑えつつ下ります。

そして下りきったと思ったらすぐさま登り返しが始まります。平地無し。
eTrexの標高グラフでまだまだ上りが続くことを確認しながら進みます。

途中、六藤(むそうじ)バス停脇の自販機でドリンクを補充。今思えば、ちょっと進めばびりゅう館だったのですが、ここを逃したらもう小菅まで何も無いかと思ったのです。


見通しは効きませんが川の流れが常に隣にあって心を癒やしてくれます。
一宮神社を通り過ぎる頃には勾配もきつくなり鶴峠の本番が静かにスタートします。

11%勾配の標識が現れるとGarmin読みでは13%台が増えてきます。
今来た道がすぐ下に見えるヘアピンを超えつつ進み、
小菅村との境のあたりで一旦斜度が緩みます。
斜度がゆるんだからと踏むことも無く、軽いギアを回して乳酸を追いやり(鶴峠の)最後の登りに備えます。

再び10%超えが通常モードとなった坂をしばらく登ると峠に到着です。
少し通り過ぎた所の電波塔脇のスペースで休憩。
記念碑的なものは無いようですが、峠のちょうど頂上にバス停があるのでそこで記念撮影。

撮影後は奥多摩湖へ向かってダウンヒルです。
甲武峠とはうってかわって舗装は比較的良好。ハンプはなく減速帯のみですが、交通量があるのか段差は緩め。安心して下れます。

奥多摩湖へはR139まで降りきってしまうより途中で分岐して原始村を経由するほうが近道。看板が出てるので間違えにくいですが、速度の乗りやすい箇所なので通り過ぎないように注意したほうがよいでしょう。

時間的にも昼を回っていたので原始村のそば処で昼食。

もりそば大盛+天ぷら としましたが、これが当たりでした。
ふきのとうやつくしなど、旬の山菜が含まれており、これを抹茶塩で食べると格別。

縁側のある古民家という個人的に大好きな環境だったのもあり、ここでゴールしてしまいたい気持ちが芽生えます。が、仮に奥多摩駅から輪行するとしても武蔵五日市駅にデポった荷物を回収せねばならず、乗り換えの回数的にも電車の本数的にも出来ない相談。鶴峠に挑んでしまったということは風張峠を登らなければいけないということ。気を取り直して再スタート。

・・・したのですが、R139との合流地点が15%近い激坂。たかだか100mくらいなのですが、せっかくの休憩で回復しかけていた脚を粉々にします。

奥多摩湖の湖畔に入り、一つ目の橋を渡れば風張峠(奥多摩周遊道路側)の開始です。
奥多摩周遊道路は、奥多摩湖側を起点として黄色いキロポストが設置されています。
目指す風張峠は12.8km地点。ちゃくちゃくと進んでいるのがわかる一方、斜度が上がったり自分の出力が落ちたりするとキロポストが見える間隔で自覚できてしまう罠です。

さて風張峠との標高差は630mちょい。これを13km弱で登るわけですが、実は表ヤビツとほぼ同スペック(11.8km/670m)。つまり、この疲労しきった状態からヤビツを登るわけで・・・辛い。

檜原村側のダウンヒルは多少の登り返しがあることを考えると、ここで体力を使い切るわけにはいきません。しかしせっかく初めてのぼる峠なので脚付き無しでいきたい。即効でインナーローに落としてだらだら10km前後で登坂しはじめます。

にぼしさんは遥か彼方。
時折通り抜けていくオートバイのエキゾーストノートをBGMにしながら登り続けます。

檜原村側と違い、最後までほぼ下りや平坦区間が無いのが特徴のこの道。
脚を回すことを意識しつつも、ときおりダンシングを入れたりして筋疲労を分散します。


景色はいいんですけどね・・・
撮影する余裕もありません。

月夜見第一駐車場が現れると終盤戦。
にぼしさんが写真撮影しよーぜとか言ってますが止まったら再始動できなさそうなので拒否。
第二駐車場を越えると尾根筋が切り替わり奥多摩湖が見えなくなります。
しかし斜度も若干緩みはじめ、ゴールの気配が近づき・・

無事風張峠に到着。
というかこっちもまだ雪残ってるし・・・・

せっかくなので風張林道の入り口を少し眺めつつ、ホリデー快速あきがわの終電に間に合うよう下ります。
途中の登り返しは速やかにインナーに落として耐えつつ、武蔵五日市駅に着いたのが16:40。電車が17:20なので間に合いました。


2000mUPというと以前山中湖へ行った時があります。しかしアレは200km走っての2000mUPでした。今回は距離がほぼ半分になったため、終始登りか下りで平地がほぼ存在しないうえ、各々の坂の斜度も高めという酷なライドとなりました。

とはいえ、本番であるグランフォンド軽井沢より増したスペック。
休憩時間込みで9h弱でしたので充分時間制限には間に合いそうです。
あとはコレを当日まで維持、あるいは向上し続ける事が必要ですね....

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