2019年10月1日火曜日

オーダーフレーム、しちゃいました&納車されました

完全にブログ書いてなかったーーー☆

乗ってなかったわけではなくって、前回断念した有間峠はしっかりリベンジしたし何だったら3週連チャンで行きました。その前はスバルライン登ってみたり、また和田活してみたり。
あとオーダーフレームに手を出したり。(表題回収

ということで、ロード3年目にして3本目のフレームを購入しました。

オーダーしたのはVIVALOという神戸のビルダー日下さんが手掛けるフレーム。
家からも近い隅田川沿いのイーストリバーサイクルズさんがディーラーをされていて、そちらを窓口としての注文となりました。

・・・とまぁ、オーダーに至る流れや諸々については後述しますが・・・

まだ100kmほどしか走れてませんが、ロング向け・普段遣いとしてはこの一台でゴールしちゃっていいんじゃないかなぁという気になりました。さすがにもう年一本のペースで買ったりはしないヨ
乗り込んでいけば違った何かは感じると思いますが、とりあえずのファーストインプレッションとしては「控えめに言って最高」とします。

ということで経緯や狙った特性とかについては続きへ。


オーダーに至る経緯

RS8を2017年の末に購入して機材熱は収まったと思っていたのですが、乗れば乗るほどやはりもう一台ロングライドに振ったフレームが欲しくなっていました。
その用途としてRL6をキープしてはいたのですが、どうにも高負荷をかけたときにグズる感じというか、反応の鈍さがあって何か違うなぁ・・と。

そんな思いがRS8のチェーンステー破損を機に噴出。見た目的には微小なクラックなので、超ロングじゃなきゃ使えるだろうけど不安はあったのでロングライドを自粛(その後CDJの診断で広範囲の剥離が確認されました)
さらにハンドメイドバイシクル展でエモいフレームとビルダーさん達の熱をあびてどうしようも無くなったので、夏茄子を元手にオーダーを決意。

どういうフレームにしようか

そして決めなきゃいけないのがフレームの狙うところ。
RS8/RL6の比較と、過去試乗したフレームを鑑みて以下のように決めました
  • 直進安定性の高さ
    • ステア傾向はニュートラルから弱アンダーくらい(オーバーステアはヤダ)
  • フロントから引っ張られるよりはリアバックから押し出されるような感覚のがいい?
    • RL8的な乗り味
  • 踏んだ時の反応性は欲しい(高速域というわけではなく、ヒルクラ低速域でのひと踏み)
    • RL6で、なんか前がフンづまる感じが気になっている
  • 高速域(30km〜)の伸びはあればいいけど中間域(20-30km)を殺すならなくていい
  • 硬い振動がこなければ程々の快適性でok
あと造作系として

  • ダウンチューブ下のツールボトル用ケージ穴
  • リアブレーキケーブル内装
  • アヘッドコラム
  • 28cが入る程度のクリアランス(25c運用でのフェンダー装着を考慮)
細かいジオメトリの数値については若干思うところはあるものの、数値指定はせずにビルダーさんにお任せする事に。
パイプについてもニッケルクロモリいいなぁ・・とか思うことはありつつ、耐久性落ちたり繊細になったりするのは狙うところと違うのでオーダー時に決めることに。

ビルダーさんどうしよう?

さて、オーダーすると決意したとしてどのビルダーさんに頼むのか。
ハンドメイドバイシクル展でも何人かのビルダーさんとお話したのですが、それぞれに想いや狙いがあるようなので自分のそれと合う人にお願いしたい。
あと無尽蔵に予算があるわけでもないのでそこも。

・・・とか思ってたんですが、とりあえず身近でパッと試乗できるのは・・と検索してでてきたイーストリバーサイクルズさんで試乗して、店主の岡野さんと話をして「ぁ。ここでオーダーしよ」となったので諸々忘れて決めちゃいました。
出会い大事。
(なお試乗車を探すまでVIVALOのことを知りませんでした)

オーダーしよう。仕様は?

このとき試乗させてもらったのはOSフレームのディスクロード1インチフレームのロードの2台。
試乗直後のメモはこうなってました。
OSフレーム:
  • 出だし軽い、ふた踏み目はもっと軽い
  • フロントの忙しなさはrs8ぽい
  • 踏んだ瞬間の跳ね返りは少ないけど、その次の瞬間には駆動力化されてる
  • 振動はリアはショックレス、フロントは少しカタカタくる?
  • 軽く回して35、踏んで40は出る
  • 登りも軽い。やはりふた踏み目の軽さが効く
1インチフレーム:
  • 1.5踏み目までは少し重い(rs8並み)だけどそこからの伸びはラグレスと同じ感じ(少し重い??
  • フロントの安定は好み。重さは感じない
思ったより鉄フレーム、そして1インチフレームとしてのネガが無かったのでそちらをベースに。
パイプは両方に使われていた熱処理パイプのEco StrongLightに。

ひとつ気になったのがbaruさんが遭遇したフォーク剛性不足の件。
ビルダーさんに相談してみると、確かになで肩よりはいかり肩のほうがクラウンの剛性はあるとのこと。ただしVIVALOではなで肩を標準として製作しているが、過去そういう報告は受けていないとも。
クラウンだけ剛性が上がってもレッグとのバランスが取れないとちぐはぐになるとのことで、いい組み合わせを調査いただき、その後フォークレッグのみkaisei 019にする構成となりました。

ヘッドパーツは元々安価に抑えてメッキだしに予算を回し、後々打ち替えでもいいかなぁ・・と思っていたのですが、ヘッドパーツのスタックハイトは型番ごとで全然違うようでステアリング周りの感覚が変わりそう。
ということで気合い入れてCHRIS KINGを導入。

ジオメトリについては1インチフレームのものがピッタリサイズだったのでそちらをベースに、相談の結果、反応を良くするためチェーンステーを短め+シート角を立ち気味に、ステアリングの安定性を狙うためキャスター角を寝かせ気味としました。

いろいろ色探し

さてフレーム仕様が決まったところで更にきめなきゃなのが塗装周り。
メッキだしの有無と箇所については塗装の前処理が変わる関係で(塗装そのものよりは)早めに決めておきたいとのこと。
とはいえメッキだしはアップチャージ対象なので悩むところ・・なのですが、上述の通りヘッドパーツに予算を回したのでメッキだし無しで確定。
(再塗装することがあればラグのメッキだしやりたい・・)

胴抜きはいまいち好みではないこともあり、単色塗り。。なのですが、自分の好みの青色ってなんなんだろうと数日間Google画像検索とにらめっこすることとなりました。
ぁ。青色塗りは元々決めていました。
オートバイに乗っていた頃から、どこかに青色を入れるのが験担ぎのようなものになっていたので、その流れを汲んだものです。

そして検索の末に決めたのがこちらのページにあった金色下地のキャンディーブルー。
少しフレーク感があって、クリア層が深く感じられる色です。
最初に提案したカラーはもっとくすんだ感じの色だったのですが、悩んでいくうちにこうなりました。

増車に伴うパーツ入れ替え

基本的にはRS8との入れ替え(RS8は予算確保できたらCDJ入院させたい)なのでパーツはほぼ流用できるものの、ケーブルもチェーンも同時交換になるせっかくの機会なのでFD/RDとハンドルを新調。
RDは従来もプーリー交換していた事を鑑みて、最初からボールベアリング入プーリーのR8000-SS、FDは操作頻度低いのでR7000としました。

そして納車日に係る一騒動

オーダー時に、BRM928那須600にこのフレームで出たいので試走含めて間に合うように。と依頼していたのですが、その後こちらからもメンションしなかった事もあり気づけは9月なのに納車日未定・・・!
てんやわんやで無茶なお願いだったにも関わらず、9/23にERCに納品、その日のうちに組み上げ、納車していただくことに。
おかげでBRM当日までに2日分試走することができ、ポジションをばっちり合わせた状態にできました。

納車!

そして冒頭の写真の通り納車されました。
が、RS8と同じポジションに調整してもらったにも関わらずハンドルが近く高く感じられたので初日の試走後にステム交換と送り角を見直し。
ついでに到着したフレームバッグを装着し、完成形となりました。
・・・よく見るとヘッドセットがCHRIS KINGではないのですが、これは納車日優先でひとまず在庫のあるヘッドセットを入れてもらったため。入荷次第交換予定です。

・・・そしてBRM928那須600を迎えることになります。(続きは次の記事へ)

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