2019年1月9日水曜日

RS8の戦線離脱

2018年の振り返りの記事でチラっと書いたのですが、12月頭にRS8の左チェーンステーにカーボン剥離が発生しました。
原因は同行者の立ちごけによるヘッドライト直撃です。
いやぁ・・ハンドル上のvolt400の直撃でまさかそんな事になるなんて想像してませんでしたよw




ま、起きちゃったことはしょーがないので状況を確認していきましょう。
パット見はクリア層+黒塗装+プライマー層が剥離、カーボン層自体はセーフっぽいのですが・・・

ストロボ炊いてみるとこのとおり。少なくとも1層分が幅1mm/長さ4〜5mmくらい破断、その下の層にも亀裂が入っているようです。
打音チェックしてみると、破断部の少し上側(2枚目の写真からすると右側)で濁った音がします。
ただしその範囲は広くなく、破断部の面積とほぼ同程度。
このままCDJなどの修理サービスに出す・・というのもアリなのですが・・RL6もあることだし、自分で手を入れてみてちょっと様子見してみようということとしました。

考えたのは以下のイメージ。

  • 周辺広めにプライマー層まで剥いで、目視・打音チェック
    • 異常範囲が広くないようであれば構造用エポキシで補強、タッチアップで塗装
    • 異常範囲が中程度ならプリプレグシートを手巻きして補強
    • どうしようも無さそうならフレーム破棄
  • 補修した場合、短距離から試しつつ徐々にヒルクラにも投入して様子を見る
    • しかし、ロングはRL6か次期フレームをメインとする
とまぁ、どう倒してもRS8はメインから降ろす形にしようかなという判断。
納車からギリ1年過ぎたところでこの判断は辛いところがありますが、それが起こりうるのがカーボンフレームだよなぁという経験になりました。



さて状況が発生したのは12月の頭だったのですが年末進行の忙しさで手を付けられておらず、気づいたら年末に。
まずはマスキングテープで範囲を絞った上で240番の耐水ペーパーで空研ぎします。
がっつり剥いで見るとこんな感じ。
変色しているところが剥離エリアですかね。結構広い・・・
そしてそのエリアの中央を横向きに走る亀裂・・・おぅふ・・・

思ったより傷は深かったようで。
塗装剥いだのでとりあえず防湿も兼ねてGM-8300というメタル入りのエポキシで埋めます
盛り方が・・・下手くそ・・・
どっちにしろ後で研いで形状出すので厚盛なのはいいんですけど・・

そして研いだのがこちら。
このパテ、削るとメタル色になるのですが肉痩せしてるところが削り入れれてなくて元の色のままですね・・削りすぎても意味がなくなるのでこの程度にしときましょう。
いちおう、この辺りは横扁平にして弾性をもたせようという形状意図がみれたので削りも横扁平を意識しておきました。

あとは塗装かクリアで保護してひとまずおしまいにして、様子見運用か、な。

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