そしてブレーキ面のガリ傷がかなり深く、ラバー砥石をウェットで使っても隠しきれない程度。
ちょっと継続利用するのは怖いなーと思いながらも、懐事情の寒さもあり騙し騙し使っていました。
が、いい加減変えとかないと自分自身安心して走れないので一念発起。
ホイールを買うことに決めました。
そして丁度いいタイミングで新宿のY'sカスタム館でホイール試乗会が。
これ幸いと向かって試乗したのが
Ksyrium pro UST
RACING 3 (C17)
WH-RS700
の3種。
現状がキシエリなので上位グレードはどんなもんなのか、という確認をしたかったのと、同グレード内なら他社はどーなんだという確認ですね。
結果としては・・試乗直後に残しためもをコピペりますと
キシプロこの時点でRACING 3を選択肢から削除しつつ、予算的にキシプロも削除。
一踏み目は少し重いけどそこから軽い。
37km/hまではすいすい加速。しかし400wくらいさくっと出てしまうので脚は使う
踏み込みへの応答はよい。ロスなく加速する
ダンシングは快適
6.4/6.8barだけどかなり快適。コンフォートよりなら5.9/6.4まで下げれるのですごそう
レー3
10km/hくらいまではもっさり。つかフロントがブレる
そこからは200w維持で30km/hまではいける。
ダンシングはテンポが合わなくて辛い。ホイール側の振りが早い
再加速、ゼロ加速ともに脚にはこないけど高出力してもいまいち?
ないかなー。
rs700
ぱっと見キリエリっぽい反応?
踏み出しそこそこ、加速はまぁまぁ。ブレはない
300-400wくらいでダンシングしてもキシプロほどの加速はしないけどふつーに加速する。テンポはちょうどいいという感想。
RS700に心が傾いていました。
ところで、この価格帯(実売〜7万円)のアルミクリンチャーというと、ALX473 EVOという選択も・・となるのですが、原型のALX473が横剛性不足で低体重向けと言われ、EVOになってワイドフランジ化とはいえまだまだMavicはおろかSHIMANOよりナローフランジ。ちょっと不安があったので避けることとしました。
(Jベントスポークであることはそこまで気にしていません)
そしてRS700に即決できなかったのはそのスポークの細さ。
鉄スポークとはいえ細すぎじゃね・・? しかも他社より本数少ないしさ・・
うーん。
いっその事ネタ枠でWiggleのPrimeって手も・・・いや体重あるしダウンヒル時の発熱怖いなぁ・・
と、煮え切らない感じだったのですが数日経ってふと思い当たりました。
状態次第なら中古でもいいんじゃないかなという事に。
予定のないGWに突入したところでもあったため、暇に任せてヤ○オクやらサイ○リーやらクラウンギア○ズを舐めるように探したところ、以下のよさげな3つを発見。
- ニュートロンウルトラ/61000円/使用感あるがキレイ(クラウンギア○ズ)
- RS81-C35/35000円/使用感アリアリ(サイ○リー)
- キシリウムSLS/77000円/使用感なさそう(バイチ○リ)
RS81はネタ枠というか、登り辛いのにいまよりリム重量増やしてどーすんねんって感じなので排除しつつ、ニュートロンウルトラとキシリウムSLSを見に行くことに。
とはいえキシリウムは予算を完全にオーバーしてて、これも見るだけで終わるんだろうなと思いながら・・
ニュートロンウルトラは写真で見るよりは状態もよく、納得できる値段でした。
が、なぜか現物をみてときめかない。なんか自分が買うのはこれじゃないなという感じがするのです。
そしてキシリウムSLSを見に行ったのですが・・あれこれほぼ新古品なんじゃね?
純正のタイヤ(ひげ付)&チューブだしリム面きれいすぎるし・・スポークやハブにも傷が無い。経年劣化による塗装浮きはあるけども・・
交渉した結果、予算オーバーではあるものの結構な額の割引をGET。購入と相成りました。
そんなこんなで手に入れたキシリウムSLS。
元々使っていたキシエリからの差は
- ナローリム化(17C→15C)
- リム切削の変更(ISM4D→ISM3D)
- スポーク材質変更(ステンレス→アルミ)
って感じですね。
実測重量がF612g/R842gとリアが公称値より50gほど重め。ま、Mavicだし仕方ないね。フロントがほぼ公称値なだけよしとしましょう。
タイヤとチューブを元々のキシエリで入れ替えて車体にせ・・あれ。ブレーキにひっかかる。キシエリだとリリースレバー広げなくても入ったのに、SLSはレバー広げても引っかかります。すこし抉りながら入れて・・飯能へ試走に向かいます。
キシプロUSTでも感じましたが、かかりがいいですね。硬さは感じますが、尻が痛くなるような硬さではないです。
ナローリムになったことでダンシング時の安定感が多少減りましたが、すぐ慣れれる程度。というか慣れるとテンポよく踏めるので逆に楽にダンシングを継続できるようになりました。
一番大きな変化はブレーキングの感覚。リムに当たった瞬間の感覚が剛体と接触しているかのような堅さを感じます。普段どおりの握り方をすると効きが良すぎてロックしそうになるくらい。シューとリムと接触するときのキャリパーアームの角度が変わってはいるけど、そこまで変化するものなんだろうか・・同じリム幅のRS700では感じなかったと思うんだけど・・
ともあれ、悪くない・・・いや、いい買い物でした。
ブルベに使うにはまだ踏み方の慣れが必要でしょうけど、このホイール気に入りました。
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