2019年5月21日火曜日

時坂峠にいったらおまけで風張林道に登ったよ

いやもうタイトルで出オチなのですが・・・関東四天坂のラスボス、風張林道に登ってきました。
時坂峠行って、ちとせ屋のどーなつ食べて帰るはずが、なんでこーなったのやら。




お決まりの多摩サイはすっ飛ばして、まずは時坂峠。
これは峠区間に入ってすぐの場所ですが、想像していたよりは斜度があります。
が、道幅は広く車通りはほぼ無いので登りやすい道です。

途中はこんな感じで視野が広がるところも多いため非常に気持ちよく登れます。
山頂の頂上っぽさはありませんが、アクセスのしやすさや補給などを考えると意外と初心者向けの峠なのかもしれませんね。

登りきって休憩したら、登ってる風写真を撮ったり、途中にある短い激坂を登ったりしながらちとせ屋のほうへ戻ります。

豆乳ドーナツを食べながら、にぼしさんと風張林道へ行くかどうかを調整。
「ロケハン」「キリのいいところまで」といった都合のいい言葉が並びますが、多分登るんだろうなとお互い覚悟して再度時坂峠・・ではなく北秋川に沿って迂回するルートへ舵を取ります。

これが割と悪手だったことに気づいたのは風張林道の手前、藤原の集落のあたり。
風張林道自体は下り返しがほぼ無い4.3km/500upで到達標高が1140m。しかしちとせ屋は標高300mほど。
1140-500-300 = 340
つまり風張林道までに340upするわけで、軽い峠ひとつ分くらいの登りが続きます。

面を拝むのはまたの機会にして帰ろう・・という言葉を吐きつつ登り続けると見えてきました。
あぁ。この禍々しい感じの石積み、間違いない。風張林道の入口です。
折返しスペースっぽい平場があるので休憩して心拍整えて覚悟しつつ、やっぱりここでも「キリのいいところまでで!」というワードを繰り出してにぼしさんを見送ります。
視界から消えたところで自分もインナーローに切り替えて登坂開始。
TTなんて完全にありえないし、それどころかどこでリタイアするかを考えながらゆっくり登ります。
スタートの時点ですでに脚は疲労たっぷり。体重だけで踏む省エネ走法しかできません。

こうなったら心拍やパワーメーターを見ててもしょうがないので、Stravaのライブセグメントによる標高グラフに切り替えて後何メートル走れば休めるかだけを考えて登ります。

とはいえ和田峠や子の権現のように重心をしっかりたもちつつ、上体の力も使って踏まないと登れないようなところは皆無。なんだったら数百メートルごとに斜度が緩んだところがあるという肩透かし感MAX。
手は抜けませんが、想像よりはやばくないというのが正直な感想。

きのこセンターの辺りで折り返そうかなーと思いましたが、前を行くにぼしさんが変わらないペースで進行するのを見て完走に気持ちを切り替えます。
斜度がゆるめばそのまま速度も緩めて脚を休めドリンクを飲み、斜度が上がれば体重で登る。そんな繰り返しをしていると、オートバイのエキゾーストがよく響くようになってきました。

まさか後ろから来てる!?

と思いましたが、どうやら奥多摩周遊道路が近づいてきている模様。すなわちゴールも目前。
スパートする力は無いですが、そのままペースを保って無事脚付きなしでの登頂となりました。
思わずハイタッチして、そのままバイクを投げ出し休憩。

ログを振り返ってみれば平均7km/hを切るという鈍足ヒルクラ。登れただけ、というようなものではあるのですが、それでも登れたのは事実。
正直登れるとは思ってなかったので嬉しいですね。そして四天坂の全討伐達成。
いやー・・不動峠で熱中症になってた頃では信じられないです。

回復したところでダウンヒル開始。
定番のヘアピン捏造写真撮ったり

河原に咲く藤の花を撮ったりしながら、再びちとせ屋へ。

そしてまたドーナツを食べ、帰路につきました。

・・・自走ですよ。ええ。
流石に疲れがひどかったのでペースもゆっくり。トータル170km/1900upほどのライドとなりました。

...あとは鳥居観音とか箱根とか明神・三国峠とかあるけど、もういいでしょ充分ですよね?





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