2018年5月21日月曜日

グランフォンド軽井沢2000に行ってきたよ

さて、なんだかんだで登ってきましたグランフォンド軽井沢(2000)。
白糸ハイランドウェイや菱野温泉といった激坂区間はそのままに、従来の2300よりは距離と獲得標高が控えめになったコース・・・とのこと。
ブルベを先に完走しちゃったのでアレですが、初めてのイベントで行くようなトコでも無いよなと思いますw

結果から言えば、ほぼ6hジャストで完走。ヒルクラ中の脚付きも無しでした。

(写真大量なので注意)



とりあえず例によってStravaをぺたり。


まーよく走ったものだと思います。火曜まで筋肉痛に悩まされてたくらいですので・・・

さて、この日の天気は前日時点で12時から雨。
前々日までは夕方まで曇り予報だったのですが、徐々に降り始める時間が早くなっていました。もちそうであればコンデジ背負って参戦しようとしてたのですがコレは流石にアウト・・・アクションカムのみの装備とし、サドルバッグにウインドブレーカー兼用のレインジャケットを叩き込みます。

体調は万全とは言い難い状況。前日碓氷峠に行った疲労は無いもののマイスリー突っ込んだのに緊張でほぼ寝れず。ゴール後は車を運転して東京まで帰らなきゃいけないので全力を突っ込むわけにもいきません。
とりあえず黒グリとBCAAを投入。ヤビツの時の反省を活かして道中での黒グリ投入はやめました。

ともあれ会場入り。2400組はいくつかのグループに分けてのスタートでしたが、2000組は一斉スタート。既に曇り空で雨に降られるのは確定的。せめて本降りになる前に湯の丸のダウンヒルは終えたい・・・

スタート後しばらくは右左折が続きますが、各所に係員の方がいて誘導してくれるので集団からはぐれていても迷うことはありません。

三笠通りを快調に走ります。微妙に上り勾配ですが25km/hくらいで巡航。この後に控える白糸ハイランドウェイに備えて身体を温めます。

早朝の冷えた空気を浴びながらの森林浴は非常に気持ちいいですね。

旧三笠ホテルを通り過ぎれば・・

 現れました。白糸ハイランドウェイ。
この日のために通行止めになる自動車専用道。そしてのっけからのウェルカム15%坂。
腐っても有料道路、舗装状態は非常にきれい。さらに事前に清掃が入っているのか路面にゴミがありません。
対向車が確実に無いというのも合わさり、路面幅いっぱいに車列が広がります。

前情報だと仁田山峠(名栗湖側)と同程度の斜度&距離。・・・なのですが、体感的には苦労坂のほうが似ている気配を感じました。
鬱蒼とした雰囲気がそう感じさせるのかもしれません。

斜度は思ったほどではなく、自分のペースを守るならシッティングでも余裕。
たまに進路が無くてヘアピンのイン側を通る事があり、その時はダンシングで駆け上がりますがその程度。
なのだけども・・・既に手押してる人も多いですね・・2400組ぽい人も・・・いやコレで手押ししてたら子の権現とか死んでも行けないじゃないですか・・? ぇ?行かない?
・・・あるぇ?

とか思ってるうちに一つ目の坂が終了。
これで第二エイドまでは平地〜下りだったけかな。意外と短かった
・・んんんん なんか登ってるー!?

というのが後2回ほどありましたorz
下りからの登り返しなので、下り区間を全力で踏んで慣性を活かして登りきりましたよえぇ。
ある意味尾根幹みたいなもんですね。信号がないぶん楽なもんです。

ロマンチック街道に合流すれば1stAIDの浅間ハイランドパークはすぐそこ。
ダウンヒルの底にあるAIDですが、手前100mほどの所から道路両側に看板がちゃんとあってわかりやすくなっています。

ここの通過チェックが混雑する・・・との事前情報だったのですが
AID入場時にシールを手渡しする方式になっているうえ、係員も複数名いたので混雑なし。
ただしトイレは以前より数が減ったようで(男性3、女性専用2)、数名の待ちが。
補給としてバナナとチーズ、そして謎のエナジードリンクをもらいましたが、バナナとチーズはまだ朝飯が胃に残っているのでバックポケットへ投入。

休憩もほどほどに出発します。
ここからしばらく行くと2400のルートと分岐し、つまごいパノラマライン(南)を通り新鹿沢温泉の麓に出る模様。ルートラボ上だと標高差は無いしちょっと休憩できるエリアなのかなーと思ってたのですが、
ご覧の坂ですわ。
見通しがいいので斜度低く見えますが、Garmin読みで8%くらいのがしばしばよく現れて脚を削っていきます。
信号が無いので休憩する動機も無いまま、ただただ走り続けます。

すると視界が広がり
うーわーぁー・・・・
なんかすっごく軽井沢ぽい感じ。
しかし正面に視線を向けると、
うーわーぁー・・・登ってるぅー・・・・orz

とまぁ、こういうノリの道路でした。
なんだかんだで景色がきれいなので走ってて爽快感ありますし、斜度も(白糸ハイランドウェイに比べれば)マシなので辛いほどではありません。
1stAIDでもらったバナナを食べながらのんびり進みます。

アップダウンの繰り返しに疲れ、うだうだ走ってるとン十km振りの信号が。
これを左折して新鹿沢温泉へ入ります。 (例によって運営の人&看板アリ)

ぁー。登ってる。上ってるなぁ・・・・。
ここからは2ndAIDである湯の丸高原ホテルへのヒルクライム。
スペックは7.4km/7.1%と距離も平均斜度も高め。そして激坂というような激坂はありません。平坦や下り区間が無い、延々と殴られ続けるタイプの峠ということになります。

つまごいパノラマラインで削られた脚で挑むのはつらい・・のですが、1kmほど進むとミニエイドが設定されており通過チェックは無いものの水の補給とトイレが得られます。
気温は低いとはいえ、しっかりとしたヒルクラなので中途半端に残った水は捨てて2ボトルとも満タンに。雲行きはかなり怪しいものの、この様子ならダウンヒルまではもちそうな感じ。ヒルクラで全力を出してAIDでへばる事の無いよう、無理をしないペースで淡々と上りはじめます。

温泉街を抜けると渓流が道路脇に。
今にも降り出しそうな空を見上げながら、川の流れの音に癒されながら上ります。

って桜がまだ咲いてる!?
考えてみれば標高1500mから2000m達しようとするトコロ。桜が咲いていても不思議じゃない地域なのですが、都内では既に夏のような天気が続いてる状態なので「遠くまで来たなぁ・・・」という感覚を得ます。

そしてこのあたりでポツポツと雨が降り出しました。
レインジャケットを装備するほどではないものの、モバイルバッテリーから給電しっぱなしで撮影していたアクションカムを給電解除、コネクタ蓋を閉めます。
とかやってたら粒が大きくなってきたwww
景色はいいのに味わう余裕がないwww
路肩で止まってレインウェアを着込んでる人もチラホラいますが、残り1kmくらいなので上りきってしまいましょう。
行く手に久々の建物が。リフトの支柱も見えるので湯の丸高原ホテルのようです。
到着!
このAIDは2400組と共用のはずですが、まだ殆ど到着した人はいない模様。
というか、まだ9時過ぎ。想定では昼くらいかなーと思ってたのですが無茶苦茶速いペースです。その割に疲労感は少ないのも不思議なところ・・・

とりあえずレインジャケットを着つつ、カレーをいただきます。
うん。食欲もちゃんとあるのでやっぱ体力余裕あるな。

雨雲レーダーを確認すると、これからどんどん雨脚が強くなる模様。雨のダウンヒルとか事故リスク高すぎなので速やかに出発します。
どうやら南側斜面も降り始めたばかりのよう。この濡れ始めの路面は埃や砂が浮いていて一番スリッピーなのでしっかりスピードを落として走ります。

そういえば、下り区間でブレーキが怪しいことになったりした人のためか、数カ所にピットが設置されてました。幸いお世話になることは無かったですし、事前にちゃんと整備すべきではあるのですが有難いですね。

そしてダウンヒルも終盤に差し掛かったあたりで出現するコレ。
この溝切りが凄まじくフレームに悪い。20km前後まで減速しないとリム打ちパンクするんじゃないのかというような衝撃が襲ってきます。

峠区間が終われば一気に視界が広がり、小諸の市街を見下ろしながらの下り区間になります。視界が広がった分、視覚から感じる斜度は低く見えるのですが峠区間と変わらない急斜面ですのでブレーキが疎かになると飛んじゃいます。

しばらく行くと並行する農道へ分岐するのですが、これが今回一番ヒドい路面状況でした。
グレーチングはまだしも、舗装の継ぎ目がもの凄い事になっており、そんじょそこらの歩道段差よりもヒドい状態です。そしてそれが100mと空かずに連続して延々と襲ってきます。
幸い交通量がないので道路の中央や右側にいけばマシなところが無いか・・と探してみますがダメ。かといって無策で突っ込むのもヤバいのでバニーホップの連続で凌いでいきます。

そして浅間サンライン・・ではなく一本北側の道で東へ進みます。
ご丁寧にもちゃんと坂道です。
さすが長野というべきなのか、平気でGarmin読み10%弱がボロボロ出てきますね・・
雨は小康状態なので、この内に次のAIDである菱野温泉までたどり着きたいところ。
しかし生活道路だしそもそもこんな登りでは速度は出せません。浅間サンラインに出れば改善すると信じて進みます。

ぉ。やっと浅間サンライン? なぜか歩道に案内されます。
が、またもやこの歩道の舗装がヒドい。
50mない間隔で舗装の継ぎ目があります。
気を抜くとハンドルを取られるレベルなので歩道にいるほうが危険と判断して車道へ。

・・・・あぁ。この坂があるから車の邪魔になると思って歩道を走らせてるのね。
察し。

とはいえこの登り返しは2回で済みます。
そして菱野温泉への分岐。
菱野温泉までは2kmなのですが、また延々と登りです。
序盤1.5kmほどは5〜6%くらいなのですが、後半は10%ほど。そして最後50mは20%に迫る壁となっています。
そしてまた雨がぽつぽつと。
路面が濡れきった状態で激坂チャレンジはお断りしたいので回らない脚を回していきます。

菱野温泉薬師館に着いたときには完全に雨。レーダーを見ても止む気配は無し。
そしてアクションカムはバッテリー切れ。(モバイルバッテリーの接続切ったので)
ポケットにアクションカムとバッテリー入れて充電しながら補給を受けます。
ここではお稲荷さんとイチゴ、落雁がいただけました。
落雁が想像以上に美味しくておかわりを何度かしてしまう・・・なんというか、普通のお供え物のアレのイメージだったのですが程よい甘さと香ばしさで手が伸びます。

この後はほぼ平地なハズですが、まだ300mほど獲得標高が足りません。どこかに何か隠してるはず・・・

トイレなど済ませて再スタート。
1000m林道と呼ばれている区間だそうです。
細々としたアップダウンはあるものの、おおよそ平坦区間。人や車通りも無く、所々に馬糞や泥が落ちているものの総体としては路盤もそこまで荒れてません。
なので、
飛ばす飛ばすww
なんでこのタイミングでAvg30km/h巡航とかしてんのよwwww
あとなんか一人知らない人が紛れ込んでるしw


カッとなって全力で踏みました。脚終了のお知らせ!
ちょくちょくローテーションしつつ4thAIDの軽井沢千ケ滝温泉へ。
こちらで・・・あれ。何もらったっけか・・・たい焼きは覚えているのですが・・・
(高速巡航で記憶障害が起きているようです)

後10kmを5時間以内にゴールすればよいという完全にウイニングランムード。
雨はどうやら進行が遅いようで、雲を追い越したためまた小降りに。追いつかれない内にゴールへ向かいます。


ここからは軽井沢の市街地を走るので信号や他の交通も多く全くペースがあがりません。
25km/hくらいでまったりまったり。

そして市街地を抜けると
軽井沢プリンスホテルスキー場への分岐です!
気持ち的にはゴールしていますが、まだ一般道なので気は抜けません。
少し走ればホントの最終分岐。スキー場の駐車場入口。
そしてゴール!
いやー無事に走り切れました。タイムアップギリギリになるかと思ってましたが全然余裕だし・・

・・・というかゴールしてる人少なくない?

とりあえず受付の前に自転車を倒して完走証を受け取りに行きます。
完走証の左上、「CYCLING FESTIVAL ASAMA 2017」なのはご愛嬌ですかねw
一休みしてたら雨雲が追いついてきたようで本降りに。

今回利用していたホテルパイプのけむりさんは「応援プラン」と題して16時チェックアウト&入浴可なプラン。サクサクと自転車を車に積み込んでホテルに向かいます。
温泉で疲労をざっくりとった後はチェックアウトして飯食って一路東京へ。

...関越道が事故で嵐山を先頭に25km渋滞でしたorz
ついでに練馬も5km渋滞(こっちは定常)
GF本番よりこっちのほうがよっぽどキツかったw


さて、
はじめてのイベント。最後尾をウロウロして下手すると足切りかもなぁと思いながらの参加でしたが、意外とマトモに走れちゃいました。
まー2ヶ月ほどみっちりとヒルクラ練習した効果があったといえばそれまでなのですが、最初の頃は都民の森登るだけでギリギリだったことを思い返せば間違いなく成長してますし、それが数値として確認できたイベントでもありました。
しかしこれ、天候が程よかったというのも要因でしょう。先日のヤビツはカフェインの取り過ぎもともかく天気が良すぎてオーバーヒートになりかけたのも死にかけた要因でした。一方GF軽井沢は太陽が顔を見せることはほぼ無かったため気温があまり上昇しませんでした。
これからの季節、対策すべき事がみえたのはいいのですが・・ボトルの水を被る以外で何か対策できるのかなぁ・・・?

そういえば、既に2019の申込みがスタートしているようですね。早すぎじゃね?w

0 件のコメント:

コメントを投稿