2018年11月4日日曜日

はじめての和田峠

長らく間が空いてしまいました。ライドはぼちぼち行ってたのですが、なかなか記事を書く余裕がなくてですね・・・

ってことで、時系列的には前回のサドル交換ネタから続いています。
パーツ交換直後にも関わらず初めて走る峠。しかも激坂で評判な和田を、雨上がりのウェットコンディションで。

まー無事に登れはしてるんですけどね。




ということでStravaはこちら。


どうみても和田以外のところを登っているのは何ででしょうね・・執筆現在でも謎です。
ヒルクラ自体はこのときエントリーしてたBRM1027足尾300の練習がてら行こうという話ではあったのですが、なぜ和田を前菜に入山を軽く通って都民を登る羽目になったのやら。

もはや和田<>入山の分岐となるT字路までは勝手知ったるなんとやら。
途中の休憩でちまちまとサドルのポジションを直しながら進みます。
全国に多大な被害を及ぼした台風21号が直前に通っていたので路面状況に不安はあるものの、ここまではサイクリングロードも含めて荒れてはない様子。

そして例の角を左折。
曲がった直後から緊張で心拍が160を突破し始めます。

陣馬蕎麦のお店のあたりですね。
時間が遅かったためか、すでに大量のハイカーさんたちがいます。
この隙間を縫ってヒルクラするのは酷だなぁ・・と思いながら進むのですが、実際にかなり過酷でした。

写真を取る余裕すらなかったのですが、日が当たらない場所ということも法面の水抜き穴からの出水もあり路面は完全にウェット。勾配が高いこともあり、トルクを掛けるとずるずると滑ります。
そして道幅いっぱいに広がるハイカーたち。
お互い道路を使うもの同士なので強いことは言えませんが、せめて周りの交通には気を配ってほしいものです・・

というか、想像よりは勾配がキツくない。斜度計は10%を切ることはないのですが、それでも20%には届かない程度。子の権現のような20%通しで10%台は癒やしみたいなのを想定していたので拍子抜けといえばそのとおり。
しかし路面の悪さがそのキツさを上昇させます。
体重があるのと本人の好み的なところもありトルク型で踏むペダリングな私。丁寧にトルク変動を抑えるようにペダリングしないと後輪がズルズル滑ります。
滑ったからといってトルクを抜くとこの勾配では止まりますしそもそもグリップバランスも急変動して危ないのでそのまま再粘着させて走りますが・・ほんとそれが辛かったです。

心拍が上がってきたら休むダンシングと排気重視の呼吸で心拍を抑えてからもう一度シッティング。それを繰り返しているとあっけなく登頂できました。無論脚付きなし。

流石に登り切ると緊張が途切れるのか一気に疲労が。
一服して今来たほうへと下りだします。

そう。これで終わるならそのまま上野原のほうへ降りればいいものを、また戻るのです。
完全ウェットな急勾配の下りなので車間を大きくとってゆっくりと下ります。

そして下り終えたらトイレを挟んでそのまま入山峠へ。

多少なりとも車や自転車の交通があり、歩行者もしっかりとおる和田でこの路面状況。林道であり交通がほぼ見込めない入山峠はどんな状況なんだろうと不安になります。

ま、その不安は的中するんですけどね。
まず初っ端の時点で落ち葉地獄。アスファルトが1/4も見えません。
そして到るところに小枝が落ち、所々には小石と太めの枝。
正直パンクリスクの塊でしかないのですが・・文句を垂れながらも登ります。
そして徐々に悪化していく路面。

比較的路面がマシなことが多い八王子側でこれだと、武蔵五日市側はわんちゃん通れないレベルかもしれないなぁ・・と思っていると前方から一人のライダーが。

わたし:「この先通れますかー?」
通りすがりの人:「走れましたよー」

おや。走れる?
グラベルロードってわけでもない普通のロードでしたし、問題ないのかしら。

こちら側(八王子側)は枝やら落ちまくってることを伝えてすれ違います。

トンネルを抜け、最後の上りはやっぱり落葉地獄でずるずる滑りながら登りきって下っていくと・・
あかんやんwwwww
完全に土砂崩れってやつです。落石ネットが仕事をしているので崩れきってはないですけど路盤を完全に覆い尽くす土砂。そしてそこに刻まれた二対の轍。
そう、頂上部で普通車ともすれ違っていたのです。
おまえらこれを物ともしないとかどんだけ入山峠好きなんだよwww(おまいう

もはやここに来る人の「通れる」「走れる」のレベルを疑いながら、一般道に出て人心地つきます。
このあと都民を登るか・・というとこなのですが、時間的に昼頃ということも、補給食類が尽きつつあったこともあり一旦五日市駅側のファミマへ。
ゆっくり40分ほど食事と休憩をとって都民の森へと向かいます。


実は都民の森を登るのは初挑戦の去年9月ぶり。あのときは武蔵五日市駅まで輪行してフレッシュな脚で臨んだにも関わらず脚付き2回。今回はフレッシュとは口が裂けても言えないような売り切れ状態からの挑戦。でも脚付きはしたくないなぁ・・・

リベンジ達成!(脚付きなしくりあー!

走行時間だけでいうと前回から7分だけ短縮できました。(82分)
脚付きしてないので所要時間でいうと20分以上短縮されてますね。
いやーこの脚の状態でよく登ったことw

さすがに旧料金所から先は踏む気力すらなかったので10km/hを下回る速度でまったり進行でしたけど、ねw

前回は食べそびれたカレーパンを食べて、なぜか風張峠まで登りに行ったにぼしさんを待つことなく下って輪行でさっくり帰宅しました。

できなかったことができるようになるってのは、何においても何時までたっても嬉しいものですね。
・・・・ってことは不動峠とかもリベンジしなきゃです?
今更感あるけどなぁ・・・

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