と、言うことで11/4にサイクルモード、翌5日にセオサイクル船橋ガレージ店で開催されたANCHORの試乗会に行ってきました。
サイクルモードのほうはまぁ・・数百メートルの狭いトコでの試乗なのでざっくりとして感覚しかみれませんでしたが、セオサイクルのほうは
こんな感じでそこそこの距離乗れたのでしっかり合う合わないまで判断できました。
坂がなかったのはちょっと心残りですけど、ね。
ということでとりあえず乗ってる人と乗ってる車両を。
- 乗ってる人
- 172cm / 86kg
- ロードに乗りはじめて6ヶ月
- キャノボ初級とか乗るなら・・という目的での選定。なので一般道のストップアンドゴーや舗装が死んでるトコの走行も想定
- 4本ローラーにすら乗れない程度のスキルorz
- 乗ってる車両
- ANCHOR RL6 (2017) 480サイズ
- ステム120mm / ハンドルC-C 420mmに交換
- カメラやらダウンチューブ下のツール缶やらで装備重量は10kg弱
サイクルモードで乗ったほうは個別詳細書く感じでもないのでまとめて・・
- PINARELLO DOGMA F8
- なにこれ軽っるい! 持って軽い、漕ぎ出しも軽い、中間域からの加速も軽い、振っても軽い
- ガッチガチに硬いのかと思いきや側溝の蓋の継ぎ目とか突っ込んでも振動が無い
- 要約:反則だわコレ。値段もひどいけどw
- DE・ROSA PROTOS
- ぁー。うん。こういう硬さを想像してたのですよ。とりあえずかったいの作っといたからパワー逃げないしいいでしょ 的な
- 乗ってすぐにわかる波長の合わなさ。脚力足りてないとかもあるけど、それにしても合わない
- cervélo c3
- 硬いながらも、まだ乗り手を受け入れようとしてくれる感じはある
- ロードインフォメーションと共に各種振動もそのまま伝えてくれるので疲れそう
- lapierre pulsium
- 今まで乗ったフレームとは何か別種の乗り物。モノコック感というか、ハコ感というか、構造体の上に乗ってる感じがすごかった
- 硬いのは硬いのだけど、必要なロードインフォメーション以外の衝撃や振動はきっちり減衰されていて快適そのもの。硬いけどしっとり、という表現をすべきか
- 好みでは無いけど、これはアリだなぁ
- CARACLE CARACLE-COZ
- カーボンミニベロです。持ってみてびっくりの軽さ
- 面白い乗り物だった。ミニベロってこんなに走るんだっけー、とか意外と振動くるなぁ、とかタイヤサイズかジオメトリどちらの影響かわからんけどハンドリングクイックだなぁ、とか思うことはあるものの、面白い
- ロングライドだとハンドリングのクイックさで神経使いそうだけども、輪行してポタるにはすごくいいなと思った。ハンドリングのクイックさが減ればロングも充分いけそう
こんな感じです。
そういやスペシャとCANYONとヨネックスに寄り損ねたなぁ・・
車両以外だとBROOKSのコットンバーテープが握り心地よかったり、KUREのケミカルが気になったり、OGKのAERO-R1がコンタクトの装用期限超えるライドに良さそうだったり、エイトの六角がやはり精度よくてよさそうだったりしました。
六角はとりあえずウィッシュリストに突っ込んで価格が下がるのを待ってます・・欲しい・・
続いて翌5日のANCHOR試乗会のほうを。
先日発表されたばかりのRS8/RL8にも乗れるということでwktkしながら向かいました。
こちらは全車レー3かR500(鉄下駄じゃないほう)で足回りが揃ってました。なんかR1X履いてるような気がしたけど気の所為だよね!
まずはRL8
形状自体はRL9と同じですが、快適性はこちらのほうが上とのこと。
重量としては、RL6比だと・・まぁ軽いよね・・。うん。
乗ってみると、ある程度の速度が立ち上がったあたりから後ろ三角の剛体感がすごい。直進安定性と脚力の直進方向への転換力がくっそ高くて、ぐいぐい進みます。
まるでレールに乗っているかのような感覚で進むのはまさにツーリングマシンといった趣でしょうか。
一方、その直進性が仇となるのかアンダーステア気味で、小回りしようとしても倒し込みが重いというか、後ろがまっすぐ行こうとするというか、そういう感覚を得ました。
荒川や江戸川CRみたいな幅がひろくてまっすぐなとこ走ったり、幹線道路を突っ走るなら適正が高そうです。
続いてRNC7 (neo-cot)
踏み出しや加速はRL6比でも重たいものの、速度を上げても加速感は薄れないかなぁ。
というか、そんなことより振動の減衰性がパない。サス入ってんのかコレって思ってしまったくらいにすごい。
脚力あるならいいのだけど、コレでヒルクラするのはちょっと辛そうかな・・って思ってた時期が私にもありました。
コレにBORA Ultra 50を履いたものを少し乗せて頂いたのですが、加速周りのネガが消滅してました。そして異常にかっこいい。これは変態ですわ・・
次はRS9
あれ。これR「S」だよね?
快適すぎませんかね。(前日試乗した某D様やC様比。なんならRL6比でも同等程度)
そして加速感いいわぁ・・32km/hあたりまであっという間に加速します。そしてそのまま加速し続け、GPS読みですが微逆風でも38km/hを維持できました。
その速度域でもステアリングが意のまま。ちょいオーバー気味な気はしましたが、気にならない程度です。
しかし20km/h台で走ろうとするとグズるというか、もっと速度だそうよとせがまれるというか。のんべんだらりと走るには多分向かないですね。
とはいえ、いい子です。アタック専用で1台持てるなら欲しいわ・・
ぁ。せっかくだったので店長さんのSRAM red eTap仕様にも乗ってみたのですが、電動いいですね。シフトミス無いし、シフターのストロークが無いのでダンシング中とかでも姿勢を崩しにくいし。電池切れの恐怖はあるものの、これはこれでアリですよ。
ホイールがDuraになってたのですが、アレね。漕ぎ出しから笑いが止まらないのよ。気持ちいい。
そしてRL9
これはまんまRL6を全領域で向上させたイメージです。
キャラクターの違いが無いので、ぉ?と感じる所は無いものの、気づいたら速いというやつ。
うーん・・・RL6の乗り替えで買うのならありだけど、増車ってなるとキャラクター違う子に乗りたいなぁ・・・
最後にRS8
これはいい子ですわ。
RS9の30km/h台からの加速性をちょっと低減した代わりに低速度域での気難しさをなくした感じ。
これですよ探してた感じのやつ。
ちょっと本気で物欲を刺激されました。これは乗り替えでも増車でも第一候補ですよ。
ステア傾向はRS9比だとちょいアンダー、RL9,6比だとちょいオーバーってとこで、トータルだとほぼニュートラルステアでしょうか。
なぜかトップチューブに芯のような、軸のようなものを感じました。といっても変なアレではなく、この軸を中心に動いてるような安定しているようなそういう感じです。
総合で見てみると
(200kmとかのロングライドでの)快適性は
RNC7>=RL8>=RL9>>RL6>=RS8>>RS9
(※RS9は純粋な快適性ではRS8と同等なのだけど、特性的にまったりライドに向かない)
(※たかだか5km程度での推定なのでアレ)
ゼロ加速、中間域からの再加速性は
RS9>>RS8>RL9>>RL8>>RL6>RNC7
(RL8は多分数字的には早いのだけど、後ろ三角のレール感が凄いので感覚としてはちょっと?)
という感じでした。
しかし、ANCHORの機体は性に合いますね・・最初の選択がRL6ってのは本当によかった。たぶんもっとレーサー寄りだと硬さや脚の使わされ感で続いてなかっただろうし、逆にダルだとうーんこんなものかーとなってたような気がします。
とはいえ半年/3000km乗る中で自分のロードに求めるものが若干変わってきた感じもあり、今回はRLシリーズではなくRS8がお気に入りとなったのでしょう。
いやほんとマジでRS8欲しいわ・・・
(11/8 追記)
メディアの試乗レポあがってきましたね。
http://www.cyclowired.jp/news/node/249443
http://cyclist.sanspo.com/367681
(12/29追記)
そしてRS8購入するというね。
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