2017年7月26日水曜日

そろそろキシエリについて書いておこうか

キシエリに履き替えて500kmほど走ったので、ぼちぼち感想的なのを書いておこうかと。
なお、履き替えて以来旧ホイールセットには変えてないので、完全な比較では無いです。

乗り心地

空気圧は前後7.5barを基本として乗ってます。体重がアレなもんで...
さて、(アルミスポークよりはマシとはいえ)硬めと言われるキシエリですが、100km前後を乗る分には硬さを感じません。剛性感は上がったと思うのですが、ね。
でも、そもそも短距離向けのantares VS k:iumをパッド無しで乗っても100kmイケるケツなのでアテにならないのかもしれません。少なくともオフ車の薄いシートで200km走る事を思えば楽なもんです。

路面の荒れによる跳ねも特に増えた感じはしません。タイヤのグリップ感は多少薄れた(モッチリ感が無くなってスリップダウンが始まる時までの粘りが無くなった)ように思えますが、これはタイヤの性能差でしょう。滑り出しが急というわけではないし、コントローラブルではあるのですり減るまではこのままでいきましょうかね。

加速感

そもそもホイール交換をした理由が漕ぎ出しの軽さを狙っての事なのでココは重要です。
が、正直体力のあるライド前半では恩恵がわかりません。
効いてくるのは後半で疲れが出だした時です。この時でも前半と変わらない漕ぎ出しができるのが外周部軽量化の恩恵かなと思ってます。
あとは逆風や上り坂などの慣性による惰行ができない時にも効きます。
荒川CRによく行くのですが、帰路はほぼ必ず逆風に見舞われます。この時の巡航速度が明らかに向上し、消費する体力も低減されました。(22km/h出すのも一杯だったのが25km/h巡航が可能となった)

巡航性

ならば外周部の重量が下がってフライホイール効果が低下した分巡航性が下がったのかというと・・あまり感じられません。
そもそもロードだと漕いでない状態は限られる(下りとか停車前とか)ので、あまり意識する事がないというか・・
↑と書いてる事ちがくね?という気もするのですが、体感してることなので何とも言えないですね。ローラー台なんかで風の抵抗や車重+自分の重量分の慣性が無い純粋な足の負荷だけの世界で比較すればまた違う感想がでるのかもしれませんが。

所有欲

青ニップル+ハブにしてよかった。自動二輪時代から差し色で青を使うようにしているのですが、この青はキレイです。切削リムの曲線も謎の高級感を醸し出してます。ステッカー類は地味ですが、その分ホイールそのものに注目できるというか、いいですねほんと。
なお、汚れがよくわかるため洗車欲も刺激されますw

総体として

いやー、買ってよかった。
ミドルグレードなので当然これよりいいホイールもあるのですが、一つの基準点として充分なものです。これよりいいものを、となると常用するには少しためらいが出るものも多いですし、あるいは安価なものを選んでいたらすぐにグレードアップしたくなってそうでしたし。
また、体重がある(現在90kg)自分にとっては剛性のよさは安心して使える材料にもなってます。歩道の段差や多少のグラベルでも臆すること無く突っ込めるのは心理的に楽です。
実際、グレーチング手前の段差やらに気づかず突っ込む事もあるのですが今のところリム打ちパンクなんかは無く走れてます。
巡航状態から踏み込んでの加速も楽になりましたし、いい相棒となってくれています。

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