2019年11月1日金曜日

2019BRM1026西上州300を走ってきたよ

那須600をDNFしSRの可能性は潰えたものの、せっかくなのでちゃんとVIVALOでブルベ完走して2019年を終わりたい。
・・・ということで那須600DNF後も内浦400のエントリーはそのままとしていたのですが、各地に多大な被害を及ぼした台風19号が直撃してブルベ自体が中止に。
そんななか見つけたこのツイート。


・・・ニッチツ?
どうやら秩父鉱山のあたりを回るルートのよう。自転車では秩父までしか行ったことは無いですが、小鹿野あたりまではオートバイで走ってたので、過半が勝手知ったる区域。
イケる・・か。



ってのは後から調べたこと。スタート・ゴールが兵庫島公園で秩父方面だしどーにかなるだろと先のツイートをみた直後にサクッとエントリーしていました。

しかし台風の影響はこちらのルートにもあったようで、迂回ルートが急遽設定されるてんやわんやぶり。
塩ノ沢峠が通行止めなので、群馬県上野村ー下仁田町ー富岡市ー藤岡市 の部分をR462経由に置き換えた模様。

迂回路が設定されたらされたで、天気を見てみればまた台風が直撃!?・・と思いきや即位礼正殿の儀の効果かコースが大きく逸れ、天気予報から雨マークが消えて晴れ予報になった当日。

兵庫島公園が立ち入り禁止のため、癒しふれあい館での受付。
路面はドライ〜ハーフウェットくらいなので陽が出れば乾くかな?

街が動き出す前に都心部を抜けたいのでペースを上げたい・・のだけど先頭集団は序盤から34km/hくらいのペースで爆走。これを見送って28km/hくらいで走ります。
新奥多摩街道に出ても若干の向かい風と上り基調ということもありイマイチペースが上がらないまま青梅のPC1へ。
なんか空腹感がすごいのでおにぎりを。
・・・あれ!?なんか反射ベスト来た人が数人通過してったぞ???
レシートの店名を確認すると・・うん。このファミマだ。

と、しばらくするとUターンして戻ってきました。
どうやら定峰200など他のブルベだと違うコンビニがPCなようで、勘違いされたとのことでした。あるある、なのかな?



成木へ入ると路面は完全ウェットに。水たまりがないのが幸いですが・・これは峠区間やばそう。
この日は夏ジャージ+ジレといった装いだったのですがどんぴしゃでした。夏ジャージだけでは寒かったでしょうし、冬ジャージだと登り区間が暑い。
なんかウェア増えたよなぁ・・と思ってましたが、適切に選ばないとやっぱ不快ですね。

小沢峠を超えて名栗に着けば青空が覗きます。
これなら少なくとも日中は保ちそう。よしんば雨に降られたとしてもコンビニカッパでしのげる程度でしょう。
風も収まってきたので快調に走って山伏峠へ。
山伏BASEさんに顔を出そうか一瞬考えますが、貯金が1h程度だと心もとないかな、とスルー。
序盤なのであまり踏まないよう意識しながらサクッと攻略。
ここから秩父市街まではロングダウンヒルなのですが・・R299合流までは道が荒れているうえ、水たまりや洗い越しがががが。
R299合流の交差点もご覧の水たまり具合。路側の小石も目立ちます。
R299に入ると交通量もあるか路面はきれいに。珍しく交通量が少ないので、轍に沿ってできた路面の乾いた部分を選んで走り抜けます。

秩父橋を横目に通り過ぎ、アップダウンを2度ほど繰り返せば小鹿野に入ります。
そしてほどなくPC2に到着。
PC3は志賀坂峠を超えて折り返した先の寄居のあたり。
この先は山間部でコンビニなんかも無さそう。ボトルを満タンにしてジェル補給食を追加、さらに軽く食事を摂って出発します。



市街地を抜けるとあっという間に1車線区間に。まぁ299だしなぁ・・
ところどころで土砂崩れの跡や、撤去作業されている箇所がありました。

再び2車線区間になったと思ったら目の前の稜線に白いガードレールが・・・
etrexを見ると、間違いなくそこへ登る模様。

登り始めてみれば、つづら折れをかなり重ねてるからか斜度は思ったほどではなく、TTするような登り方しなければノンビリ登れるちょうど良さ。
しかし小石は多いし出水や崩落の跡は数えるのがヤになるほど多く、パンクへの警戒に気を使いました。

志賀坂トンネルを超えればダウンヒル・・・!
そしてブリーフィングの情報によればあとは下り基調・・!

・・・下り基調だったのは峠の下りだけでした。
神流川沿いに入るとダラダラとした登り基調の中に、トンネル前後で6-8%くらいの坂が現れる・・ぷち尾根幹というか・・いや景色はいいんですけどね・・?
ただしこの区間は後で戻ってくるのでその時は下り基調になるはず。

登り基調だからか10kmほどなのに異常に長く感じつつも川の駅へ。
レシートチェックだと思ってたらまさかの有人チェック。

・・スタッフの方々、受付のときから和気藹々と楽しそうな雰囲気なんですよね。
いつか、そっち側へ参加してみるのもいいのかも・・

とか話しつつ、昼飯を食べるために折り返して道の駅上野へ。


時間に余裕もあるし、この後は下り基調(らしい)ので食堂でいのぶた重定食を。
これが中々にボリューミーだし美味しい。価格に合った味と量で満足度はかなり高かったです。

胃袋を落ち着けてトイレを済ませて・・都合30分くらい過ごして再スタート。
志賀坂峠への分岐をすぎると酷道に付きものの道路情報板があり、神流川に沿って進む山間路となるのですが・・予想していたことではありますが、出水だらけ。
諦めの境地なので、最早水はねを避けるための減速などしないでガンガン進みます。

神流湖湖畔に入ると工事のため交互通行になっているところが数箇所・・運悪く赤になった直後に引っかかり2分ほど停車を強いられることも。
まぁここぞとばかりに補給食食べたりストレッチしたりできたので、いい切り替えにはなりましたが・・

そしてしばらく進めば埼玉県入り。いやぁ戻ってきた・・。
あとは児玉→寄居→嵐山→越生→飯能とつないで帰るだけ。
知った地域になるというのはホント気持ちが楽になります。

次は「オマエダ」駅 を通り過ぎて、あっという間にPC3へ。
相変わらずの空腹具合なので・・何買ったっけかな・・何かいろいろ食べたような気はするんですが・・ともかくカロリーを補充してリスタート。
そしてここからPBPベストを着た方(inatonさん)と共に進むことに。



かなりの区間前をひいてもらいましたが、やはり二人とはいえ組めると楽です。
30km/hペースで走りつつ、飯能のあたりからは勝手知ったる地区なので先頭を変わり、青梅のPC4へ。
ここまでくれば、最早アンダーパスの坂くらいしか上りはない完全なる下り基調。
残り50km弱を8hで走ればいい・・って最早徒歩のペース。
しかし多摩川沿いへ抜けるまでは交通量の多い奥多摩街道。渋滞しているかもしれませんし気は抜けません。

・・・とか思ってたんですが、完全にガラガラ。いつの間にか車列は4台に増えつつあっという間に多摩川沿いへ。

そしてラスト20km余りからは先頭を交代してラストスパート。
出し惜しみなしでヘッドライトを明るめに焚いて視界を確保、細い路地なので飛び出しなどに注意しながらも気合を入れてアウタートップ張り付きの35km/hペースで二子玉川へ駆け込みました。
(ジュニアスプロケットの14tトップなのでこのペースが自力加速できるギリギリの速度)

ゴールしてみれば・・前回から3.5hほど短縮した14h05min。
・・・いやいやそれ300じゃなくて200のタイムじゃね!? ってなりましたよ。

とはいえ、疲労はしていたようでゴール受付をして椅子に座った瞬間に力が抜けました。
30分ほどお菓子を頂いたりしながら休憩し、帰路につきました。



しかしまぁ、こうやって結果も出た事でVIVALOは(いまのところ)身体や走りに合っているのは間違い無さそうです。
帰宅後Stravaを見てみれば山伏峠の自己ベストを更新してたりしますし・・何度かしっかりTTしてるのに・・適当に走ったブルベ中のほうが速いとか・・

そして泥除けの重要性を身をもって知りました。
ということで泥除けをポチり。これでもう何もこわくない・・!

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