その写りはさすがのAPS-Cセンサーに開放F2.8といったところ。発売から2年が経ちますが一線級でしょう。敢えての固定式レンズであることや電源OFFで設定できるダイヤル類の充実さ故に起動から撮影までの流れもスムーズ。
しかし扱いが雑になってきており、ストラップでたすき掛けにして背中に回してはいるものの、ぶつけたりしてるのでボディは傷だらけで一部開いてきてるところも。
そして分かってはいたものの換算28mm単焦点なので、走行時の風景を撮るにはよいものの誰かが走ってるところを撮るには広角過ぎる・・・
そこを補うためにRX100M3なんてものを買ったりもしたこともあったのですが、Autoで撮るだけならよいものの一転マニュアル操作には向かない小さな操作系と微妙なレスポンスの悪さ。
これからの紅葉シーズンに備え、標準〜中望遠域を写せるボディを確保せねば・・となったわけです。
今回の要目としては以下の通り。
- ボディ内手ぶれ補正の有無は問わない(最悪無くても・・)
- ファインダー(EVF/OVF共)の有無は問わない
(低フレームレート/低解像度のEVFなら無いほうがよい) - 内蔵ストロボの有無は問わない(というか使わないし)
- USB充電 / Wifi対応
- センサーサイズはAPS-C以上
(E-m10使っての感想。やっぱ高感度弱い...) - ライド中の撮影がスムーズにできるよう、右手だけで操作が完結する操作系
- Mモードの操作性が良好な事
- ボディ+キットレンズでの重さが700g程度
- レンズキットで10万円前後
こんな感じですね。
とはいえ心の中はもうXシステムにしようとほぼ決まっていました。SやCは操作性がイマイチ。Pは過去使ってた経験もあり映りも好きなのだけど重い。Nはなんか性に合わない(ぉ
mFTは対象外。
APS-Cコンパクト(G1Xとか)もアリっちゃありなのだけど、リアダイアルが十字キーのトコにあるのがどうしても許せない。あれは操作ミスの誘発具合が凄まじい。
てことで、左手系に操作系がほぼ何もなく、かつマニュアル操作ばっちしなX-E3を買おうと新宿へ・・・
X-E3の背面液晶が固定式なのは知ってましたし、まぁいいやと思っていたのですが実際にローアングルやハイアングルを試してみると・・これは辛い・・
そして軽量化のためか各ダイヤルの高さがTシリーズと比べて削られていて指先で回せないorz
いや高さ自体はX70と同じなのですが、システムの重さや大きさの都合で右手ホールド中の親指の可動範囲では力が入らず回せないのです。
そして隣にあるX-T20を...通り越してX-T2へ。X-T20はAFポイント操作用のスティックが廃されていたり、背面モニターが中央寄りになっているのか右手のスペースが狭くて合わなかったのです。
X-T2はX-E3と比べるとさすがにずっしりきますが、それでも一般的なAPS-C一眼レフよりは軽量なよう。重心がうまいことなっているのか、右手のみでも重量差ほどの辛さはありません。
そしてダイヤル類の操作がやりやすいこと!
ロック機構がついているためか、高さがあるためか、あるいはその両方か、回すのに必要なトルクが明らかに小さい。そしてEVFを覗いてシャッターを落とした瞬間にグラっときました。シャッター音がいい。EVF超見やすい。
X-E3のシャッター音、なんかペチッって感じの軽い音だったんですよね。
また、ヨドバシの店頭におられた営業の方に聞くと、どうやら同じX-Processor Pro世代でもX-E3/X-T20とX-T2/X-Pro2ではAF性能に差がある模様... (*X-T2のFirm4.10の事のようです)
X70を手放すわけではないので、持ち出すのは撮影重視のとき。ならば多少重くてもよいのでは...そして(もうすぐ代替わりする&2年前の機種とはいえ)フラッグシップモデル...
ゆっくりご飯食べて実機眺めて悩んだ結果、X-T2のレンズキットを購入しました。
うーん。早まったか?
X70と比べるとこの体積差w 無論、それに見合った重量差もあるわけでして・・・
うーん。
しかし、何枚か撮影してみた感じの写りは期待通りだし操作もやりやすい。
よき相棒となってくれるのか、積極的に撮影に連れ出して慣らしていくのがよさそうです。
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