さすがにもう年一本のペースで買ったりはしないヨと言ったけど完全に嘘でしたね(テヘペロ
ということでAll-CityのSuperProfessionalを組み上げ、1000km程走ったので導入経緯とか初期インプレを残しておきます。
導入経緯
vivaloは総走行距離8500kmを超えてなお快調そのものなのだけども・・・雨天での制動力不足、集団ダウンヒル中のペース合わせで過熱の警戒とリムブレーキに対する不満も溜まってきました。
そして9月末のバイクロア リバーサイド ショーでグラベルバイクの試乗したところ無茶苦茶楽しくって・・・
12月のバイクロアへの出場話もあったし、スルーアクスルなディスクロードの組み上げしたかったし、ちょうどいいサイズの良さそうなフレームの在庫あったし、仕方ないよねということでFleche直前に投入しました。
ヘッドセットの圧入とBBのフェイシングのみブルーラグさんにお願いし、後は自宅でバラ完。
せっかくなのでフロントシングル&チューブレスレディもお試しで。
コンポはGRX。SRAM派ではないのです。
前42t / 後11-42tとしてトップで50-13相当の重さとしつつもロー側1:1を確保。
ブレーキは自力メンテと輪行時の扱いを重視してのメカニカル。
ホイールは鉄下駄ながらもTLRだけど情報がまったくないWH-RS370にリリースされたばかりのGravelKing SS 35cをセット。(ただしチューブド)
日々の買い物やキャンプツーリングを見越してのキャリア装備&高めのポジション。
この状態でしばらく乗ってたのですが、数十キロ乗るとポジションの違和感から肩が痛む痛む。スペーサーを20mm積んでたのをベタ付けにして少し改善したものの、それに気を良くして乗り回してたらいよいよ背筋まで痛めたのでRL6で使用してた秘蔵のスージーステムを投入してさらにポジション下げ。
ついでにグラベル走行の安定感を狙ってバンディー2ハンドル投入して、やっとこせ負担のないポジションとなりました。
インプレ
車重
肉厚なオーバーサイズパイプ&スチールフォークなことも相まって11kgジャストとなりました。ホイールが鉄下駄&35cタイヤとはいえずっしり来ます。
バッグ類を装備しての状態で13.3kgはもはやルック車の重量。
ディスクブレーキ車なのでカーボンリムホイールを使ってみて・・・も1kgも減りはしないですね。うん。
乗車感覚
乗ってみるとBB下がりが小さい事もあるのか動き出しはキビキビと。タイヤを4.5barほどの高圧にすればロードバイクとのツーリングでも充分ついていけます。
流石に30km/h以上での巡航は辛いですが26-28km/h程度のペースならば柔らかめのフレームと(ロードと比べて)エアボリュームのある低圧タイヤも相まってかなり快適。田舎に多い荒れた舗装も滑らかに走りつつ、多少の穴や段差を物ともしないので心理的負担も低いです。
一方ヒルクライムは重さがガッツリ効いてきて辛さマシマシ。ロードと比べればギア比を軽く設定したので単純なペダリングの重さは無いんですけどね・・
トルクが逃げる感じや進まなさは無いので、そこが救い。
ダウンヒルで気になりやすいヒラヒラ感は特に感じず、微オーバーステアな特性ながらも安定して走行できます。
タイヤの限界値が低いのでコーナーの突っ込みや倒し込みは気を配らなきゃいけませんが、これはロードタイヤを履けば解消されるでしょう。
不整地の走行についてはダブルトラックをマイペースに走る程度ですが、砂利でも泥でも不安なく走れるのは良いですね。
各種装備について
ブレーキ
メカニカルブレーキ(TRP Spyre、シューはF:B01s R:E01s、ローターは前後ともRT-MT800 160mm)の効きやコントロール性は十二分で、特にフェード耐性がリムブレーキと比べて圧倒的に高いため集団後方でも落ち着いてペースを合わせられます。
体重があるのでリムブレーキだと過熱からのシューのフェードやパンクの警戒が必要でしたが、これらが不要になったのはかなり有意義でした。
ただでさえリターンスプリングが重たいキャリパーを前後ともフルアウターで使うためレバーの引きは重たいですが、アウターケーブル内にシリコングリスを注入したため各所の馴染みが出てからはキャリパーブレーキと同等の引きの重さとなっています。
また、懸念していた輪行時の扱いについても先人達の知恵を元に使い捨てシャワーキャップによるローター保護&ローターを内側に向けての固定で問題なくできています。
あえて苦言を呈するなら、スルーアクスル用エンド金具が嵌めづらい事くらい?
フロントシングル
ソロライドなら全く問題ないかなー。グループライドやブルベだと、ケイデンスのスイートスポットが70-100rpmくらいで幅が無いとペース構築が難しいのでフロントダブルのほうがよさそう。
グラベルライドならば、フロント変速考えたりチェーン落ちのリスク無かったりするのでアリよりのアリ。
RDのクラッチ機構については逆回し時の抵抗が増すものの、バニーホップしたりするときのチェーンステーへの接触が無くなるので常時ONにしてます。
GravelKing SS 35C / TLC
結局グラベル用タイヤ履いても殆ど舗装路だしなーと思ってたら、まるで図ったかのように9月にリリースされたGravelkingSSを投入。
せっかくなのでチューブレス運用しようと思ったのですが、どうにもこーにもビードが上がらない。CO2ボンベを使おうがインフレーターを使おうが、チューブ入れて片側のビードが上がった状態でやってみても駄目。諦めてR'Airいれてチューブドに。
舗装路では前後とも4bar、グラベル区間は3barで運用しています。
3barであれば木の根に対してもぐいっと食い込んでから乗り越えられるので楽しく走ることができます。
まとめ
ディスクロードをオーダーするの、雨ブルベを考えるとアリだなぁ(ぁ
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